企業会計
企業会計では、さまざまな「利益」が顔を出す。製造業の場合だと、こんなところ。
限界利益=
売上高−変動費
売上総利益(粗利)=
限界利益−人件費(間接部門を除く)−工場経費
営業利益=
売上総利益−販売費−一般管理費
経常利益=
営業利益+営業外収益−営業外費用
純利益=
経常利益+特別利益−特別損失
最近は原燃料の価格高騰によって売上原価が急上昇している。マスプロダクトな製造業の場合、ここの割合が大きいから、収益の悪化は不可避だ。加えて円高。輸出の収益は為替レートに応じて変動するから、1ドル=100円から90円になるだけで自動的に売上が1割減る。従業員のボーナスが売上総利益や営業利益に連動して自動的に算出されるような企業だと、いずれにしても暗くなる話(やれやれ/苦笑)。
一方で、たとえ本業が順調であっても、企業が所有する株の価格が下がると、有価証券評価損として営業外費用に計上され、経常利益が減ってしまう。昨今の株安で影響を受けるのはここだ。企業活動に関係のないところで投機的な動きが繰り広げられ、挙句、市場が崩壊している。実体経済から遠くかけ離れたマネーゲームは、どこか違う星でやってもらいたいものだ。
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コメント
どうやらしばらく前までは日本は「景気がよかった」らしいですが、拙宅では全くその影響を受けず(苦笑)。
ところが今度は「景気が悪くなった」そうで、その影響はモロに受けるわけです。物価上昇等で。
食料価格や原油価格の高騰も、我々一般庶民の与り知らないところでの行為が原因で発生し、その悪影響だけは激しく受ける。その陰で大儲けしている連中がいるわけで(そりゃ、損しているのもいるでしょうけど)。
何か釈然としないものを感じるんですけどね。貧乏人は黙ってろ!ってことなんでしょうか?
投稿: yimamura | 2008.10.17 09:56
や、ども。朝晩寒くなってきましたが、お元気ですか?
ここのブログでは、あまりこういうテーマでは書いたことなかったんですが、ちょっとひどいなあ、ということで。
金融業(特にレバレッジでギャンブルまがいの取引をしている連中)がずるいのは、他人の金で儲けたくせに、いざ潰れたらこのヒトたちの資産には手がつけられず、出資者の財産が減るだけだということ。しかも企業の負債は公金が使われるし(回収されるとはいえ)。
まあ、レバレッジとはそういうものだし、公金投入以外に経済システムを保つ手だてがないことは分かっていても、不満のひとつも言ってみたくなるわけです。
黙っていても変わらないのなら、何かを書き表すことで自分の頭を整理して、大きな得はなくてもいいから、せめて損することが少なくなるようにしたいなあ、と思ったりするのです...
投稿: 家主 | 2008.10.17 22:28