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2009.02.07

来るひと、去るひと

来年度分の採用面接が始まった。所属する事業部が小さいおかげで、ぼくのような若輩まで一次面接の面接官に駆り出される。もうこれで3年連続だけれど、いつもながら全受験者のうちから10%弱を選ぶのは気が重い。これがさらに二次面接で1-2%にまで絞られるのだから、なんとも気の毒になる。

受験した学生さんには言いたい。たとえ二次で落とされたとしても、一次を通過した人は胸を張って欲しい。うちの会社とは合わなかっただけの話。必ず合う会社が見つかるだろう。一次を通らなかった人も、落ち込むことはない。集団面接だから、ほかの学生の受け答えを見ることができたはずだ。誰が審査を通るか、同じ部屋に居て感じ取ったと思う。態度、反応、意見のまとめ方、話し方。参考にして、次に生かして欲しい。

最終的に残った学生さんはやはり優秀だし、もちろん、うちの会社のカラーにも合っている。ところが、自分自身が本当に望む人生というものをわかっていないこともある。入社して数年経った頃に、それに気付く人がいる。この一年で、そんな後輩が二人、退職した。ひとりは医師を、もうひとりは教員を目指して、それぞれ大学に入り直すという。もちろん、職場にとっては大きな痛手だ。母体が小さい分、ほかの大事業部よりもダメージが大きい。でも、一度きりの人生だ。二人とも悔いのないように精一杯やって欲しいと思う。

毎年の面接で思うし、あちこちで同じことが言われるんだけど、概して女子の方が優秀だ。学力やバイタリティもそうだけど、日頃、自分を一歩引いた目で客観的に捉える訓練ができているのだろう。頑張れ、男子諸君。たとえ客観性では勝てなくても、熱い気持ちは負けないはず。会社という舞台で自分の夢を実現したい!そんなストレートなアピールを待ってます。

それから、出身校に自信が持てない学生さんへ。不必要に卑下しない、というのは大事なポイント。大学の偏差値なんて、面接の間くらい忘れることです。ぼくらが求めているのは勉強が得意なエリートじゃなくて、自ら進んで課題を見つけ、それを皆で協力して解決できる、あるいは、たとえひとりでもあきらめずに取り組むことができる人物なんだから。

毎年、優秀な学生さんを送り込んでくる大学がある。決して超難関校、というわけではない。それでも、のびのびとしていながら、ブレることなく自分の意見を主張できる。なにか教育上、工夫されていることでもあるのだろうか。一度、尋ねてみたいものだ。今年も受けに来るのかな。楽しみにしていよう。

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